私のトラウマは人前で話す事。
会社で会議やスピーチなど人前で話す機会があるが、その機会が迫ってくると会社を辞めたくなるほどにトラウマになっている。
心臓がバクバクし、頭は真っ白になり、顔は赤面。
上手く話せなくなるので、また自信喪失しトラウマの影響が膨らむばかりの日々。
なぜ、こんなにトラウマになったんだろうと・・・
なぜ・・・・なぜ・・・・なぜ・・・・。
自己分析し、わかっている事は、自分の頭の中の考えを人前に晒す事がとても恥ずかしいし、怖い。
過去の失敗の記憶から、私が話すことで前みたいに笑い者にされたり、お前の考えは間違っていると他人から否定されたりした事をイメージし、まだ起こってもいないのに現在の結果として考えたりしている。
そこで、ある友人からのアドバイスが非常に効いた
「過去のトラウマになった記憶を思い出し、あの時どう行動に工夫したら良かったかを考えたら自分も前よりは全然怖くなくなったと」
なるほどね!
子供の頃に失敗した経験が無意識の領域までトラウマを埋め込み今の自分まで引きずっていると思うが、今の自分が思い出せるトラウマとなったであろう一番古い記憶が8年前の初めての就職先での朝礼。
これが今思い出せる範囲での一番古い恥かいた記憶。
初出勤のその日の朝礼。時間になると皆席を立ち、グループごとに円になる。一人ひとり前日の報告を自分が出せる精一杯大きな声で怒鳴るように報告する。
大声過ぎて軍隊と思った。(実際の軍隊がどうとかは知らないけど・・・)
それに圧倒された私は頭がパニックになり、自己紹介の為に用意したフレーズが完全に飛ぶ。
それで自分の番になった時に、主任がなにか話かけているが私の耳には届かず、でも何か話さなきゃいけない空気は感じれたので、必死に思い出した自己紹介フレーズを言う。すると、言い終わった後にはクスクスと笑い声や、引き顔の先輩達、そして仕切りなおす主任。
主任は別の事を聞いてたらしいが、どんな質問だったかは未だにわからず。俺が恥かいた事だけは鮮明に記憶している。
別の理由もあったが、その朝礼での出来事で心が折れ、その会社3日で辞め、それから働くのが怖くなり、1年間引き籠る。そして、軽く対人恐怖症に。
今は、就職先の人の温かさにより働くのも人の怖さも克服したが、人前で話すトラウマはまだ克服できていない。
トラウマの原因となったであろうあの時、どう工夫したら良かったのか。。。
・上司の話はちゃんと聞く事!(笑)
・日頃から自分の考えを持つ。そうする事により、自己紹介フレーズを用意しなくても、自分の考えを話せば良いだけなので、どんな質問にも答えられたはず。
・本を読んで、良いと思った事は日頃から行い、訓練しておく事。
これらが出来ていれば、あの時恥をかかずに済んだと思える。
あの頃に比べたら大分成長した俺。自分自身を褒めてあげたいよ(笑)
よーし、これからも過去のトラウマを現在の考えで消してやるぞ!!!